もうちょっと前の話ですが、こちらの大先輩のクルマやさんが、
珍しいクルマに乗って現れました。
その時のクルマがこれ、
Toyota 2000GT
言わずと知れたトヨタファンなら憧れの1台。
007 も愛した1台です。
wiki によると北米には約60台が輸入されたそうですが、
ランニングコンディションで現存する車は
フロリダとカリフォルニアにほんの数台程度だと思われます。
大型のフォグランプは前期形の象徴です。
しかしいつ見ても美しいボディーラインですね!
こういった往年名車は是非永遠に態保存しておいて欲しいものです。
JZA80 のスープラはこのラインを非常に意識してデザインされて居ると思います。
特にリアウインドウやクオーターの処理などは、
この車両をモチーフにしたのではないでしょうか?
しかし、やはり本物には敵いませんでしたね。
もう20年近く前の話ですが、
初めて仕事に就いた会社の芝浦にある工場に行くと、 この2000GTが常時数台レストアの為に入庫していていました。
そこにはこの見事なフェンダーラインを
手曲げで再生する職人さんがいらっしゃいまして、
その作業に良く見惚れたものです。
そんな本物の板金職人さん達が居たすごい工場でしたが、
時代の流れでそういった仕事採算レベルと合わなくなってしまい、
残念ながら後継者を育てることなくその職場もなくなってしまいました。
エンジンは YAMAHA製 3M型 DOHC 6気筒 2,000cc、
おじさんの憧れのソレックスツイン(ミクニ製)3連装!
良い音がしておりました。
まあオリジナルにこだわらなければの話ですが、
今ならこんな憧れの名車のエンジンも、
レシプロ系のクランクからコンロッド、ピストン、バルブ、バルブスプリングなど、
全て現代のデザインと加工技術でワンオフで製作し、
元気に復活させることも可能です♪
またきっといつかこんなカッコいいバッジを付けた、
素敵なクルマが復活することを期待しております♪